■序章 城江急行と城江県

 城江県は、東京・大阪・名古屋に次ぐ大都市・城江都市圏を抱えると同時に、猪野連峰をはじめとして風光明媚な山岳風景が広がり、自然と都市の調和が美しい都市でもあります。
 その城江県で、特に起伏が激しく、丘陵や高山地帯が広がる県北部に根を降ろし、鉄道業を軸に不動産やサービス業などを展開するのが、城江急行電鉄株式会社こと「城江急行」です。

 山がちで起伏の激しい城江県北部の開発と発展を目指し開通した城江急行。長年の城江急行の努力が功を奏し、宿井市や烏宮市などの城江急行沿線はベットタウンとして大きな発展を遂げました。
 とりわけ城江急行が社運を賭けて大規模な都市計画を実行した宿井山麓の北西部は、「宿井花園都市」というブランド名を冠し、開発当初の1960年代からブランドの構築に力を入れてきた地域でもあります。



▲城江急行の舞台、城江県(クリックで拡大)


■城江急行の輸送体制

 城江急行は、城江のベットタウンである宿井市や烏宮市と城江中心部を結ぶ通勤・通学路線としての役割を中心に、白荻町や鹿野市などの山岳地帯への輸送なども担い、城江県北部の主要な交通手段として親しまれています。
 城江急行本線は、8両編成を基本とした高密度なダイヤで、宿井市や烏宮市などのベットタウンからの輸送を担っています。ただ近年では、宿井花園都市計画の進展により沿線人口が更に増加し、城江急行は増え続ける需要への対策に追われているようです。そのような経緯で、ラッシュ専用種別である「通勤急行」や「通勤準急」、そして多扉車7090系を採用することなどにより、効率のよい輸送を実現し、サービスアップに努めています。

 そして、城江急行のもう一つの側面である山岳地帯への輸送。城江県北東部に位置する鹿野市は標高900mの高山地帯に位置し、そこへ至るために城江急行線から直通する鹿野森林軌道には、60‰もの急勾配区間が存在します。そのため、鹿野市の鹿野平まで直通する列車には「クライムカー」とよばれる山岳線対応車が充当され、城江〜鹿野平の都市間運用を担っています。
 城江〜鹿野平の直通電車は基本的に特急として運用されるため、「クライムカー」=「特急」というイメージが根強く、クライムカーは城江急行の看板列車としての役割も果たしています。



▲通勤急行や通勤準急は朝ラッシュ上りと夕ラッシュ下りのみの設定で、主要駅を通過することによって乗客の集中を防いでいます。(クリックで拡大)


■編成表

 基本的に本線系統は8両、須沼線は6両、クライムカーと重工線は4両で編成が組まれます。本線系統の4両編成は本線末端区間でのローカル運用に使用されます。

 全体的に見て新しい車両ほど本線系統に配属される傾向にありますが、本線の過密ダイヤに乗せるために加速性能が優れる7000系以降の車両を優先的に配属させたいというのが理由です。











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